医師が現在のまぶたの状態を診断し、患者様の症状をお聞きします。手術の適応や保険適用の可否などを検討した上で、施術の詳細や注意点をご説明します。
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- 眼瞼内反症手術(逆まつげ)
こんなお悩みはありませんか?
- まつげが目に当たって不快感や痛みがある
- 目が充血しやすい、涙目になりやすい
- 目がゴロゴロする感じがする
- 視界がぼやけることがある
- 目の疲れが激しい など
眼瞼内反症手術について
本来、まつげは眼球の外側に向かって生えていますが、何らかの理由で逆を向いてしまうことがあります。これによってまつげが常に眼球へ接している状態を「逆まつげ」と言います。逆まつげには、「まつげが眼球を向いて生えているタイプ」と「まぶたの縁が眼球側に反っているタイプ」の2種類があり、前者は「睫毛内反・睫毛乱生」、後者は「眼瞼内反」と呼ばれています。
いずれの場合でも、まつげの接触によって目の不快感や痛みが生じるほか、重症化すると視力低下を引き起こすこともあります。必ずしも手術が必要とは限りませんが、手術によってまぶたの構造を修正してまつげの生える方向を調整することで、目の健康と快適さを取り戻すことができます。
眼瞼内反症手術を受けるメリット・デメリット
メリット
症状の改善
まつげが眼球に触れることによる不快感や痛みが軽減されます。また目への刺激がなくなりますので、角膜炎などの合併症のリスクも低下します。
視界の改善
まつげによる視界の妨げがなくなり、よりクリアな視界が得られます。また、目の疲れやゴロゴロ感も軽減されます。
はっきりとした目元になれる
まつげの向きが正常になることで目元の印象が改善され、はっきりとした目元になれます。
デメリット
手術跡が残る可能性がある
まぶたに切開を加えるため、細い線状の傷跡が残る可能性があります。ただし目のしわのラインに沿って切開しますので、時間経過とともに目立たなくなります。
眼瞼内反症手術(逆まつげ)の流れ
STEP01
カウンセリング
STEP02
クレンジング
施術前に洗顔を行い、メイクや汚れを丁寧に落としていただきます。
STEP03
麻酔
局所麻酔を施します。笑気麻酔の併用もできますので、痛みが不安な場合などにはお気軽にご相談ください。
STEP04
施術
麻酔が十分に効いたことを確認後、まぶたの縁に沿って切開を入れます。まつげの生える向きを正常に戻すために、まぶたの構造を修正します。必要に応じて余分な皮膚を切除し、細い糸での縫合をして手術は終了となります。
ダウンタイム・リスク
ダウンタイム
- 腫れ:3~7日程度
- 内出血:1~2週間程度
- 抜糸:術後1週間後
- アイメイク:抜糸後翌日から可能(目元以外は翌日から可能)
- 洗顔:翌日から可能(優しく行う)
- シャワー:翌日から可能(顔は避ける)
- 入浴:抜糸後から可能
- 運動:1週間程度控える など
リスク
- 傷跡:個人差がありますが、時間経過とともに目立たなくなります
- 目の不快感:一時的にまぶたや目のまわりに違和感を生じることがあります
- ドライアイ:一時的にドライアイの症状が出ることがあります など