医師が患者様のお悩みをお聞きし、現在の目元の状態を診断します。下眼瞼脱脂術の適応があるかどうかを検討し、施術の詳細や注意点をご説明した上で、患者様のご希望を伺います。
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こんなお悩みはありませんか?
- 目の下の膨らみが気になる
- 目の下のたるみ・クマが気になる
- コンシーラーではカバーできないクマがある
- 疲れて見られることが多い
- 年齢よりも老けて見られる
- ダウンタイムを短く抑えたい など
下眼瞼脱脂術とは?
加齢や遺伝的要因により、下まぶたの脂肪が前方に押し出されて膨らむことがあります。その影がクマとなって現れるため、下まぶたの膨らみは、周囲に疲れた印象や老けた印象を与える原因にもなります。
下眼瞼脱脂術は、下まぶたの膨らみを改善する手術です。この手術では、過剰な脂肪を適切に除去することで、スッキリとした目元を作り出します。まぶたの裏側を切開して脂肪にアプローチしますので、表面に傷が残らず、皮膚切開よりダウンタイムを抑えられるのもポイントです。
下眼瞼脱脂術のメリット・デメリット
メリット
スッキリとした若々しい目元にできる
過剰な脂肪を除去することで目元がスッキリとし、若々しい印象になります。疲れた印象や老けた印象も自然な形で改善できる可能性があります。
自然な仕上がりが期待できる
過度な脱脂は行いませんので、自然な仕上がりが期待できます。皮膚表面に傷が残らないので、周囲に気づかれにくい目元の改善が可能です。
目を大きく見せられる
下まぶたの膨らみが減ることで、相対的に目が大きく見える効果があります。全体的な顔の印象も明るくなります。
デメリット
くぼみができるリスクがある
脂肪の取りすぎにより、かえって目の下のクマが強調される可能性があります。
適応範囲に限度がある
下眼瞼脱脂術が適応となるのは、脂肪突出の小さいケースとなります。突出が大きかったり、皮膚や筋肉の緩みが原因となっていたりする場合は、ハムラ法など別の術式の適用・併用を行うこともあります。
再発の可能性がある
まれではありますが、残った脂肪が再び突出して膨らむ可能性があります。生活習慣の改善も含めた長期的なケアが必要な場合があります。
下眼瞼脱脂術の流れ
STEP01
カウンセリング
STEP02
クレンジング
手術前にメイクや汚れを落としていただきます。院内でのクレンジングが可能ですので、ご来院時のメイクは問題ありません。
STEP03
麻酔
施術前に局所麻酔を施します。麻酔注射の痛みが不安な方は、笑気麻酔の併用も可能です。
STEP04
施術
麻酔の効果を確認後、下まぶたの裏側を切開します。過剰な脂肪を適切に除去し、細部を調整して手術は終了です。糸による縫合は必要ありません。
ダウンタイム・リスク
ダウンタイム
- 腫れ:1~2週間程度
- 内出血:1~2週間程度
- 抜糸:不要
- アイメイク:1週間程度控える
- 洗顔:翌日から可能(優しく行う)
- シャワー:翌日から可能(顔は避ける)
- 入浴:1週間後から可能
- 運動:1週間程度控える など
リスク
- 左右差:腫れが残っている間は、左右で若干の違いが生じる場合があります
- くぼみ:脂肪の取りすぎにより、目の下がくぼむ可能性があります
- 一時的な視力低下:術後数日間、軽度の視力低下を感じることがあります
- 結膜の炎症:まれに結膜に炎症が生じることがあります など